インターネットのダイアルアップ(懐かしい!)を通じて怪現象が起き、人が次々と死んでいく。「リング」の亜流であるのは間違いないのですが、人類滅亡に向かっていくというスケール感は意外でした。廃墟となった街を後にして、希望を求めて旅に出るというラストを見るにつけ、「ウォーキング・デッド」みたいだな、と。
この時代(2000年)にしてはエッジの効いた野心的な作品だとは思いますが、余りに説明不足の部分が多く、すっきりしません。誰がどういう基準(?)で死んでいくのかさっぱりわからんのだもんなぁ。
BS松竹東急「よる8銀座シネマ」にて。