Axlcity

回路のAxlcityのレビュー・感想・評価

回路(2000年製作の映画)
4.0
霊界とこの世の境がなくなり、人がひとり、またひとりといなくなるホラー映画。

インターネットという時代が始まりノストラダムスの大予言後の2001年に公開された本作。

“孤独”と”世紀末”に仕上げたこの映画からは、「社会や人との繋がり」の大切さ、「命の大切さ」を学ぶことができる。

同時多発テロ以降のホラー映画によく扱われるテーマだ。

例えば映画『ソウ』シリーズでも「命の大切さ」をテーマにしている。

『回路』は今の社会をも反映していて、公開から20年以上経った今でも、考えさせられてしまう。

印象的なのはゲームセンターのシーン。

前半賑やかだったゲームセンターであったが、後半では気がついたら自分1人。
ゲーム機が機会的に動いているだけで生命力を感じることはない。

日々生きていることに感謝しよう。
Axlcity

Axlcity