うさやま

回路のうさやまのネタバレレビュー・内容・結末

回路(2000年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

結構不気味怖くていいシーンがいくつかあった。ニュースみたいなので名前と年齢読み上げていくとこ、最初の人の黒いシミが死体になるとこ、セメント工場?の飛び降り。助けて電話もよかった。

霊界がもうパンパンで入りませんわ!この世の方に来させてもらいますわ!ってどういう仕組みなんだろ霊界。設定がコメディタッチだな……。

時期的にインターネットをモチーフにするのはありかも。モデムの音〜!

シミにしたのは殺したんじゃなくて封印?されて幽霊にもならないみたいなこと?二次元に展開すると情報が膨大になりそうだけど、不可逆圧縮してるのかな。

物語の展開はいつのまにか世界を一変させるようなスケールになってて理解が追いつかなかった。あとになったら、あー、そういうことねーとはなるけど。
でもやっぱり霊界狭いのに霊が増える一方というシステムは根本的に破綻してるんでおかしいのでは……。
登場人物の行動や心情がいまいちピンと来なかったり、なんで、春江っていきなり呼び捨てにしてるんだとか縁起がなんか味すぎる人がいて気になったかな……。

アイデアとか演出とかは結構おもしろいとこあるので、上手く活かせたらよかったね

さすがに24年前の作品だし昔だな〜〜という味わいがある〜。