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吸血鬼のRのネタバレレビュー・内容・結末

吸血鬼(1932年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

IVCの淀川さんの解説付きDVDで視聴。
画質は悪く、Youtubeに上がってる映像の方がはるかに鮮明。淀川さんの解説聞いてから観たら割と相違があるので、違う映画じゃないのかと不安になった。
全編通して影が印象的だった(草原に映った影、壁の影)。宿泊所外?に掲げられた黒いオブジェも影と連関する。
雰囲気がおどろおどろしく怖い。
『裁かるるジャンヌ』同様、長回しでパンするカメラワークが良い。長回しが多め。
特に、踊る影の映って音楽が流れたり止んだりする長回しのシーンと、最後の主人公らとヴァンパイアが交互に映るシーンが良かった。視覚で魅せる作品だとは思うが、両シーンでの音響も印象的で素晴らしいと思う。
主人公が身体から抜け出すシーンは彼の夢なのか。
また同年代の映画には水辺でボート漕いでるシーンが多い気がする…
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