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吸血鬼のnagaoshanのレビュー・感想・評価

吸血鬼(1932年製作の映画)
3.8
カール・テオドア,ドライヤー監督作品!


吸血鬼🦇映画なんですが、ドラキュラなんかが出て来て美女を襲い、血を吸うなんて作品ではなかった…

ドライヤー監督による白昼夢ともいうんですか、オープニングから死神の様な大鎌を担いだ怪しい男の後ろ姿や登場人物から離れて動き出す影、ガイコツ、はたまた、主人公の幽体離脱なんて凄〜く雰囲気は気に入ったんですがとても不思議な作品でした^_^

監督発のトーキー作品でしてけど、台詞が少ない…

説明も少ない…

一番恐ろしかったのが、吸血鬼に襲われてしまった屋敷に住んで娘のニヤ〜と笑った笑顔😅という…笑

昼なのか夜なのかわからない曖昧な表現や影を上手く使って幻想的なシーンを紡ぎ出すドライヤー監督の不思議な映像マジックを堪能させていただきました( ^ω^ )

良か映画!
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