1960年のアメリカ作品。ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンのラブコメディ。
マリリン・モンローの「七年目の浮気」「お熱いのがお好き」などのビリー・ワイルダー監督。アカデミー賞作品賞ほか多数受賞作品。
タイトルだけ知っていた名作を鑑賞。タイトルどおりアパートの鍵を貸す=部屋を貸すという話。
立地が良いところに借りたアパートの部屋を、会社の上司たちに時間貸しすることで出世を目論むバクスター。上司たちは逢瀬の場として利用しているが、当のバクスターは恋愛には至って真面目で、エレベーターガールのフランに密かに好意を寄せている。
バクスターの純愛ぶりがなかなか良い。そして、若きシャーリー・マクレーンの綺麗なこと。この頃の彼女の作品を観るのは初めてで、直ぐに誰なのか分からなかったくらい。
ラブホの代わりに部屋を貸すというこの設定が時代を感じさせるが、コメディの名作を鑑賞できて良かった。