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イージー★ライダーのdrawのレビュー・感想・評価

イージー★ライダー(1969年製作の映画)
3.5
1969年デニス・ホッパー監督
アメリカンニューシネマと呼ばれる映画の中で代表的な作品の1つ。
ロードムービーもここから。

当時の時代背景を知るキッカケに。
1960年代アメリカ。今までの社会の価値観を否定する若者達と対立する者達。
ジョージが「既存社会(キリスト教)の者達は自由を説くが自由は怖い」と。多様性が認められない事の怖さ。今にも通じる普遍性
最近見た映画だと1969年はワンハリの年代。シャロン・テート事件。チャールズマンソン。色々考える

ピーター・フォンダとデニス・ホッパーのバイク姿に音楽とロケーションがほんとよい。
バイク乗りたくなる映画。免許ないけど






※ネタバレかも







日本語の吹替えが酷い
ヒッピーのワイアットとビリー
LAからの旅。謝肉祭へ向け
地に足をつけ暮らしてる家族との比較的なシーン(馬とバイクのカット)など
思い通りの生活か…
ひっぴーの村。資本主義から離れ暮らす事の過酷さ
刑務所をベッドかわりにの弁護士。麻薬中毒は怖い
ジャックニコルソンってグラサンかけてから気づいた…
他所者には厳しい町(主人公達が元居た西部はヒッピーに寛容)
ジョージは言う「アメリカは変わった」
「自由を説くが自由は怖い」と
暴徒に殴り殺されるとこはショッキング
社会の問題点はジョージが大体説明役。
ニューオリンズのキャバクラは教会みたいな建物。
なるほど、LSDトリップの感じってここからきてるのかな
髪が長いってだけでヒッピーの時代。死んでもいいと思われるくらいの派閥。
ワイアットは分かっていたのか。最後にこうなる事を

「アメリカンニューシネマ」
1960年代の後半から70年代にかけて発表された、社会体制に対して反抗的あるいは逃避的な人物を描写した作品群

芸術性の高い作品。
スタジオセット内に縛られず、ロケーション撮影中心。
社会の不条理、正義への懐疑をテーマとし、必ずしもハッピーエンドとならない。
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