ゆり

イージー★ライダーのゆりのネタバレレビュー・内容・結末

イージー★ライダー(1969年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

有名な作品だから観たけど、個人的にはあまり何が評価されたのかわからなかった…



チカチカする編集方法も斬新だけどいいとは思わなかったし、途中の娼婦とのデートもクスリでおかしくなってること以外よくわからなかった。
時代背景を調べると、当時監督に編集権は無かったが、この作品ではデニス・ホッパーが素人ながら編集にも大きく関わり、そのために禁じ手とされていたジャンプ・カットやフラッシュ・フォワードが使われており、それが当時の若者には自由を感じさせ、好まれたと知った。しかしやはり、編集的には観ていてあまり良いとは感じない。
また、ドラッグで飛ぶシーンのところは画質が急に荒くなって不思議だったが、あれは素人のデニス・ホッパーが急に撮ることになったシーンらしく、なるほどなと思った。
結末は少し驚いたし、自由の国で自由に生きることは最期まで許されずに終わったんだな、と感じたけど、全体的にそれ以外のメッセージがわからなかった。


上記のように、編集や撮影技術的にはあまり、かつストーリーもそれ程あるわけではないこの作品の、堅いハリウッドと異なる特徴が当時の若者にウケたところは興味深いなと思う。
ゆり

ゆり