リメイクは程よく楽しめましたが、元祖は大いに楽しめました。特にクライマックスのファイヤーフェスティバル。炎の玉、追りくる炎、爆発。
リメイクではカーペンターの音楽が暗い演出と合っていたけれど、本作はタンジェリン・ドリームの淡々としたシンセが燃え上がる炎とは対になる落ち着きっぷりで聴覚も視覚も喜び〜。
そりゃダファー兄弟も『ストレンジャー・シングス』でシンセを使いたくなるわけだ。
演出面でもシーズン1はかなり炎の少女ってますね!
脇に何たる豪華俳優陣、さすがは大物プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティス。
『ハリーとトント』のアート・カーニー!
優しいおじいちゃん。。。
『エレファントマン』のフレディ・ジョーンズ。
人の目を見ずに斜め下を向いて怒鳴り散らすシーンは憧れました。こんな風に怒る方法もあるのかと。
数々の映画でお馴染みマーティン・シーン、正義も悪も備えたどっちにも行ける男、本作でも持ち味発揮。『白い家の少女』もありましたねー。
そして『カッコーの巣の上で』のルイス・フレッチャーをちょこっとしたとこで配置する嫌さ。チャーリー、なんで最後そこに帰ったの〜(笑)
極め付けは『パットン大戦車軍団』のジョージ・C・スコット、顔面凶器(笑)
本作の翌年『コマンドー』(1985)で大暴れするマーク・L・レスター監督の前兆が見れる点でも楽しめて良き。
ドリュー・バリモアの泣く演技以外で見られるぎこちない動作も可愛らしい。
ザック・エフロンと同じ役の俳優さん、ザック・エフロンと似てて笑いました(笑)