なんというか2006年ミツバチ失踪事件をネタに広げていった脚本という感じで、おもしろいっちゃおもしろいのですが、脇が甘々な感じが笑
異常の表現として、急に人が立ち止まってバックステップで歩き出す表現は良いなと思いました。温厚な夏の片田舎のなかで何かから逃げ回る感じも、対位表現としてうまいなとも思いました。
ただなんといってもラスト。異常現象から主人公が生き延びた理由が何か努力したとか、工夫したということじゃなくて、なんかたまたまというのが「えっ!?」という感じで笑 しかも外に出ていくところが音楽も盛り上げて妙にエモーショナルだったし笑
お世話になったおばあちゃんがふわっと死んだうえに、後で全く省みられないのも脚本の甘さかなと思いました。
偶然、日曜の午後見たので、テンション感的に午後ロー感があって、ある意味ちょうどよい映画だったように思います。