ねこまるキャット

ハプニングのねこまるキャットのレビュー・感想・評価

ハプニング(2008年製作の映画)
3.6
『自殺』×『パニック』
突如蔓延した"自殺ウイルス"によって、皆が自殺しまくるだけの映画。
"色んな自殺映像を見るだけ"というやばい映画です。

監督は「シックスセンス」が大ヒットした"M・ナイト・シャマラン"
シックスセンスで名を馳せるも、以降出した作品は全てシックスセンスと比較され、酷評の嵐。

しかしシックスセンスが大ヒットした影響で、どんな作品もある程度ヒット。
そのため"決してクビにならない公務員監督"なんて言われています。

自分はシャマラン節が好きなので、今作も割とイケる方です。

"どんな自殺の映像がインパクトが強いか?"
と色々考えて、詰め込みまくったという過程を想像すると、楽しめると思います。

一番印象的だったのは、芝刈り機のエンジンを掛けて、その進行方向に仰向けで寝転んで、自ら刈られるという。

「ひ、ひどすぎる 笑」

想像した事を映像にして世の中に出せるんですから、映画監督って本当に凄いですよね。

ストーリーはほぼないようなもんですが、凄く記憶に残っているので、お気に入りとしています。
とは言え、10年以上前に鑑賞してから、見返した事は一度もありませんが...^^;

何もないストーリーの今作を見た後に「ハプニング」というタイトルを見ると、鼻で笑ってしまう。

91分と短いので、見た事ない方で興味がある方は是非🐈

P.S.ジョーダンピールに推し変済み。