湿疹

一年の九日の湿疹のレビュー・感想・評価

一年の九日(1961年製作の映画)
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恥ずかしながら観れていなかったものをようやく 無機的な空間の中であくまで無機的なまま剥き出しになるもの、例えば目のようなもののもつ質感がすごい そういう意味での今作の白眉は最初の方の並んでいるシャワーの佇まいかもしれない この静かさ、余白感は他にないな
8日目の研究所に戻ってきた主人公をミュージカルみたいな後進撮影?でとらえたあと、扉を開けたら異様に大きい壁が待ち構えているところとか、ここまでやるかという感じだけどセンスが良すぎる 宴会のシーンもみんな変な演説だし嫌な奴らなのになんかスタイリッシュで笑っちゃう
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