このレビューはネタバレを含みます
輝かしい夜の街のネオンが印象的!
近未来的な乗り物や建物の外観がSFっぽくていいですね。ブレードランナーっぽいです。
ロボットの子どもとジュードロウがどんちゃん騒ぎ!的な話かと思ってたのに全然違ってとても悲しいお話でした。
プログラムされたロボットとはいえ、愛を求め続けたデイヴィッドがあまりに不憫で...
そして本物の人間になれば愛してもらえると信じてやまないその純粋さに、さらに心が痛みました。
また、今作でヘンリーはとても意地悪な子どもにみえますが、私は彼もまた愛を求めていたのだろうと感じました。
昏睡状態から目覚めて自宅に帰ると知らない子どものロボットがいたら、どんな気持ちになったのでしょうか。自分は必要無くなったのではないか、ロボットに両親を取られた...などと感じたのでは?明確な発言はなかったですが、彼の意地悪な態度は不安からくる行動だったのではないでしょうか。
愛というのは本当に難しいですね。