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A.I.のiのネタバレレビュー・内容・結末

A.I.(2001年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

2023.05.09

ずっと見たかった作品。個人的にはめっちゃ好き。

開発により愛を持つように設計された子どもロボットの話。
とにかく人間が無責任である、と感じた。ロボットを作成し続けたにもかかわらず要らなくなったら見せ物にして破壊。この映画を見るとどんなものにでももしかしたら自我があるのかもしれないと考えさせられる。
2000年以上もの間、人間になりたいと願ったディヴィッドはただ人間が設計した通り忠実に生きていただけだ。(自我を持ったのか、?)

自分が何者であるかを問い悔やみ、そして願い続けるディヴィッドの姿を見ると本当に泣ける。他の作品も見て思うけど愛の力ってすごいんだなぁ。ママからの愛のためだけに2000年も人間になりたいと願い続ける子どもがいるのだから。

今、AI化が進み犬型のペットロボットや人の形をしたロボットが開発されている。個人的に子どもができない夫婦にとって子どもロボットは需要があって将来的に開発されるかもしれないと思っていた。しかし、この映画を見るといくらロボットといっても感情が生まれる可能性もあるのだと思ったし、それが人間と同じように生きることでそれこそ不老不死の苦しみを生み出しているものだと気付かされた。
開発が進み便利になることは良いことだが、良い方だけに目を奪われないことが大切だと感じた。

それと子役の子天才すぎる。評価されてる理由がわかる。
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