nosonoka

A.I.のnosonokaのレビュー・感想・評価

A.I.(2001年製作の映画)
3.7
原案がスタンリー・キューブリックとあって見る前からかなり興味のあったSF映画
2001年の作品だが古めかしくない
人工知能に愛をプログラミングすると永遠に愛を求め与える、、、それが人間の都合で不要とされても僅かな期待を胸に、デイビッドはホント純粋に追い求める
作品を見てる観客すら「デイビッドが可哀想」と思い愛を注ぐも虚しくデイビッドはママしか追い求めない
そして2000年経ったある日。
ここから先は本当にあったのかもしれないし本当ではないのかもしれない
数えきれない結末が繰り返されたそのうちのひとつかもしれない
急に誰もが絵で書いたことある宇宙人が出てきたんだから驚いたもん!(笑)
デイビッドをはるかに上回る人工知能の生物らしいが、まずそのルックス
想像も宇宙の数あれば人工知能の末路も宇宙の数あるだろう
評価も泣きポイントも別れる作品なのはわかる気がする
それでも2000年で一瞬デイビッドが幸せに満ちた時間がそこにはあった
愛が報われた一日があった
しゃくりあげてボロ泣きしてしまった
また近々見たいとは思わないが5年後10年後見たいと思う
それにみんな役がハマりすぎ
若かりしジュード・ロウの人間ではないのにロボットすぎない優しい演技たるや!
「僕は生きた、そして消える」
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