このレビューはネタバレを含みます
見返した感想。(2回目)
本当にだめ、めっちゃ涙腺を崩壊させられる逸品。1回見たんだけどもう1度大人になって見返したら、小さい頃に見てたものとは違う視点で全てを見られた。デイビッドのロボットならざる「母親に愛されたいという気持ち」がアンドロイドという概念を壊していくそんな不気味さもあるけど、逆に考えてみると「僕もママに愛されたい、僕だけのまま」という子供にとっては当たり前の気持ちがこの作品に味を出してる。
最後のシーンのお母さんからの「とても幸せな1日だった」という言葉で涙するデイビッド。そこから冷めない夢を永遠に見続けるのだろうと思うと悲しくも幸せだったのかなと余計に泣いてしまう。
あとこれこそ「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」の本に基づいたものを感じたので本も見るとなおいいかもしれないです。