このレビューはネタバレを含みます
少年時代のエヴァンの言動(蝶のはばたきほどの誤差)がその後の人生を大きく変えている。友だちの変わりようが興味深かった。
特にケイリーの風貌のギャップがすごい。女性の美しさって周囲の影響が大きいんだよね。
私の風貌はこれがマックスなのか?って疑問が湧いてくる。
エヴァンが少年時代に行った映画館に『セブン』のポスターが貼られていたので、最悪の結末になるのかとハラハラしたけど、彼にとっては納得できる終わり方になっていてホッとした。
バスルームで自殺に失敗した時の、「トースター入れろよ」に
「レニーが使うだろ」って即答するシーンがなんか好きです。
よくよく考えると、エヴァンの友だちの変化だけじゃなくて、その周りの人、その周りの人、って無限に影響しちゃうわけだよね。どんだけ大きい影響か。
『ジュラシック・パーク』でカオス理論の事を知ったけど、マルコム博士の説明ではイマイチわからなかった。
これはタイトルが『バタフライ・エフェクト』だけあって、わかりやすい例えになっている。もっと早く見ればよかった。