人の愛と狂気が入り混じった映画。
そして、まさに“Butterfly Effect”を体感できるストーリー。でも、全然難しくなく、伏線の置き方が絶妙で洗練されていて、どんどん引き込まれた。
誰もが一度は思ったことがあるだろう後悔の「あの時〜してたら…」をやり直していくたび、どこかでトラブルが発生して、またやり直して…いくらやっても人生が求めたものとは違う方向へ進んでく。
ラストはなんとも切ない終わり方で、それがベストかはわからない。でも、ベターだったんじゃないかなとは思う。
愛の形は様々だし、人生も人それぞれ。
完璧や理想を求めると大変だけど、少し力を抜いて「まぁ、これもアリかな」ってくらいが、案外最高なのかもしれない。
