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真夜中の虹のannaのレビュー・感想・評価

真夜中の虹(1988年製作の映画)
3.9
チャップリンがかつて言ったと言われる「人生はクローズアップで見れば悲劇、ロングショットで見れば喜劇」という言葉を思い浮かべつつ(喜劇とは言い難いバイオレンスさもあるけど)クスっと笑えるシーンも少しだけある、いつものアキ・カウリスマキ節。
でも、子供が出てくるのはめずらしいかな?
そして、今更だけどマッティ・ペロンパーが本当にいい味出してるというか、中毒性があるというか。
彼を起用し続けるアキ監督側の気持ちになぜかすっごい共感してしまった。
そして、これも今更だけど、彼の作品の中でよく流れる音楽、タンゴも妙に気になってきた。
と思ったら「白夜のタンゴ」なんて映画があるじゃないか!今度見てみようっと。
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