平田一

アラジンの平田一のレビュー・感想・評価

アラジン(1992年製作の映画)
3.8
前半はパッとしないけど、中盤から夢中になれた!ジーニーの華麗な登場、王子と偽る悩めるアラジン。そんな彼のホントの姿を気付いていそうなジャスミン姫。主役が魅力爆発だから、ジャファーもお陰でワルいワルいwこんな王道ディズニー映画は久しぶりで、ワクワクできた。

特に一番好きだったのは、ジャスミンに自分の素性がバレてしまったホントのアラジン。金メッキや魔法のパワーで誤魔化していた自分自身を、全部剥がされありのままに。そこで自分を取り戻す。ベタっちゃベタかもしないけれど、それがスッゴく大好きでした。だって鎧が使えないなら、残ったものは"ありのまま"。ありのままの自分を信じて、勇気奮って行くしかない。そういう気持ちをそもそもアラジン自身は既に持っていたから。

アラジンはジャスミンに"ボクを信じて"と言った。でも最後は自分のこともちゃんと信じてあげなきゃならない。そんな素敵なメッセージをくれただけでも有り難いです!

何か落ち込むことがあったら、また見たいと思います!
平田一

平田一