排路

武蔵野夫人の排路のレビュー・感想・評価

武蔵野夫人(1951年製作の映画)
5.0
怪しい作品だったけど、青酸カリ、戦後の東京の風景、若き帰還兵の不良、不倫と近親相姦(文学の名においてのみ価値を獲得する)、死んでいるのか寝ているのかわからない横になった田中絹代を照らす天井の電気が揺れてるイメージ、そのほか電車やタクシーや単に泥酔してるときの揺れてるイメージが印象的だった。あと、どうしたら2人してホテルの床に倒れ込んで、「誓って!」と連呼するような状況に説得力がみとめられるのか…!
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