何故か没入感のある(マジでなんで?)最高にクールな映画。
ロドリゲス節の「反復し意味が重なってゆく台詞群」が、グラインドハウスだからか下品なくらい詰め込まれていて無理やり脳内麻薬が出てしまう。ロドリゲスの前では私は無力だ。
銃足は「序盤に出してもどうせ絵が強く変わらないだろうから、実はベストなタイミングだったのでは」と思うのはロドリゲスを盲信しているからだろうか……。
とはいえ中弛みするしかない世界観で極力面白くしようとする気概が好きなんだろうな。
チェリーが目指した夢がスタンダップ・コメディアンだったのは何とも優しい話だ。
無駄な才能が線を結び全部が役立つ日まで私たちも頑張って生きよう。
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グラインドハウス一気見デイ。