このレビューはネタバレを含みます
怪作
婚約したジャネットとブラッドは車でどっかに向かっている際にタイヤがパンクしてしまう。近くにあった屋敷で電話を借りようとした2人だが、そこの変な主人と召使達のへんてこりんなダンスを見せられる。主人は金髪イケメンムキムキ人造人間ロッキーを制作し、それを2人に見せる。主人はロッキーをめちゃめちゃ溺愛する。エディという男がいきなり出てきて歌うが、主人に瞬殺される。一泊することになったジャネットとブラッド。2人とも主人に襲われる。次の日ジャネットはロッキーともやる。そんなところにブラッドの知り合いの博士がやってくる。博士はエディのおじさんという設定。主人の機嫌が悪いのでみんな石にされる。最後謎のショーを開催。石になったみんなもだんだん解除されて歌う。そこにやってきた兄弟召使。主人はレーザーで殺される。ジャネブラと博士は屋敷から逃げて、屋敷は屋敷ごとトランスシルベニア星へと飛んでいって終わり。
90分間一体なにを見せられているんだろうという気分になる。あらすじ思い出して書いただけで頭が混乱する。改めてストーリーは訳が分からない。だけど、なぜか、惹きつけられて、一緒に踊りたくなって、面白いという不思議な映画。ロックな曲が素晴らしかった。
トランシルベニア星雲トランスセクシュアル星から来たという、フランクン・フルターがなんだか魅力的で、歌もうまくて、好き。
セットとか小物とか衣装とか凝ってて可愛いの。クセになる感じ。
セクシュアリティの解放がテーマ。ノリと勢いでどんがらがっしゃんという感じ。なんでもいいじゃんやっちまえ!!!という意気を感じる。
動物みたいなロッキーも可愛かった。セリフはほとんどないし、生まれたての動物みたいな動きしかしないんだけど、金色パンツ履いて、いるだけで笑える。
レーッツドゥーザターイムラーップアゲーーーーーーーーン!
ハロウィンでやりたいね。楽しそう。
ジャネットが、テルマ&ルイーズのルイーズでびっくり。たまたま連続で見たからえ?!ってなった。
1975年 イギリス ジム・シャーマン