映画侍

モナリザ・スマイルの映画侍のレビュー・感想・評価

モナリザ・スマイル(2003年製作の映画)
3.6
大学の講義レポートのため鑑賞。

アメリカでは戦時中、女性は外で働き戦後、男たちが戦地から帰ってくると今度は家庭に戻れと国を挙げて家庭回帰を奨励したのだそう…
この映画ではそういった当時の家庭回帰を奨励し、ただひたすら"良い奥さんになるのを目指す"時代の女性の選択肢の少なさに疑問を呈している。
なので、この映画のテーマが完全なるフェミニズム崇拝ではなく、女性の選択肢(主婦になるに然り社会で働くバリバリのキャリアウーマンになるに然り)が増え、尊重されることが重要であるというメッセージを感じた。
現代において社会進出する女性が当時と比べるとかなり増えているが、どのように家庭と仕事を両立させていくのかという"選択肢があるなか"での問題が今作から考えることができるのもおもしろい点の1つではないかと思う。

レポート不安だわぁ、ほんと………
(とりあえずマギーギレンホール可愛いというのはこの映画から分かる真理)
映画侍

映画侍