ザ・バンド好きなら絶対観たほうがいい。
私はザ・バンドは好きだけどそこまで思い入れがないから若干客観的に観てしまうのか、はたまたファンの人が丁寧にこの映画を解説しているのを読んでいたからなのか、これはロビロバの独り相撲なのかと少し寂しくなった。
解散、それを映画にして劇的なストーリーを作って酔っているロビロバ、それに付き合うバンドメンバーという図式に見えてしまった。そこが余計切ない。エンディングがロマンチックなだけ、さらに切ない。それを有終の美と言えるのかどうか。
私の好きな青春デンデケデケデケと対になる映画かな。バンドを始めていく物語と終わっていく物語。永遠に続くものなんてなくて、それが最も輝いた瞬間を切り取っているんだろうなあ。
