まるみ

ふたりのまるみのレビュー・感想・評価

ふたり(1991年製作の映画)
3.6
ちょっと…長かったかな。どれも必要な要素だけど、マシマシって感じでちょっと疲れたかな。
あと名作と聞いていてハードル上げすぎてたかも(同時上映のあしたが予想以上に良すぎたのも要因かと)。


どこにでもいるような、そんな家族…じゃない。すぐにでも壊れてしまいそうな関係性をお姉ちゃんがずっと繋ぎ止めてて、それは亡くなったあともそうで、全員がお姉ちゃんに依存してたんだと思うとお姉ちゃんの孤独はいかばかりか。
お前も襲われるような歳になったんだな、と父ちゃんしみじみするがええんか!?となる一方で、妹のポテンシャルを認めているのはめっちゃ良いパパとかなりの好印象。と思ったけど後半がもう…。

とにかく登場人物全員演技が素晴らしい。石田ひかり、中嶋朋子、岸部一徳、富司純子…痺れる。
そして柴山智加、めちゃくちゃ友だちに欲しい。この方の屈託ない笑顔と優しさはマジで強すぎ。クラスにいるよね、っていうはちゃめちゃに良い子。
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