misty

大病人のmistyのレビュー・感想・評価

大病人(1993年製作の映画)
4.0
伊丹十三第7作。素晴らしい映画だった。死んでいくことがどういうことか最近考えていたけど、その答え合わせをするような内容と演出だった。
誰もがこんなワンダフルな晩年は送れないだろう。だからこその(想像上の、芸術上の)豪華さ。主人公の性格なんてまったく褒められたものではない。しかし、三國連太郎演じる大病人を、みんなで見守りたくなってしまう。なぜか。

セ・ラ・ヴィ
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