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大病人のkanameのレビュー・感想・評価

大病人(1993年製作の映画)
3.0
癌で余命1年となった男が、葛藤しながらも残りの人生と向き合う姿を描いた物語。

はっきりと告知されない中で何となく自身の置かれた状況を理解し、右往左往しながらも死を受け入れていく主人公の姿が妙に沁みる…

煩悩まみれが最期は悟りの境地に入っていく、シンプルながらも深みのあるドラマは実にシブかったなぁと。
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