昨年亡くなった吉田喜重監督。
彼の作品はこれまで観たことがなかったのですが、監督作一覧のタイトルだけ見ていると、いろいろなタイプの作品を撮っているようです。
三國連太郎は実年齢より老け役をやっているイメージもあるので、この時実際にいくつなのか分からない。
病院で鏡に向かって話しかけるシーンが印象的。
そこまで直接対峙するシーンがないとはいえ、これが佐藤浩市との初共演作?
そして何より村瀬幸子の悲しい迫力。
今作が公開されたのは1986年ですが、当時よりも今のほうが高齢化、介護等の問題はさらに深刻になっているはずです。