こうだい

預言者のこうだいのレビュー・感想・評価

預言者(2009年製作の映画)
3.0
なんでタイトル『預言者』なんや?

なんかそれっぽいのは出てきたけど、抽象的過ぎてあんまり良く分からん

しかも特に言及もされないし…


刑務所に入った主人公が、底辺からのし上がる系映画

でも主人公にはジェイソン・ステイサムの様なパワーはない…

むしろ弱いし、頭脳派でもない…


じゃあどうすればいいの?!


だからこそ、何年もかけて徐々にコネを作っていくんです、、

なんだかんだ最後までパワーはないし、言う程頭脳派でもないです笑

まあ、だからと言って2時間半は長いけど…苦笑


【解説】
第62回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリに輝き、第82回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた刑務所を舞台としたドラマ!
マフィアが支配する刑務所へと送られたアラブ系の青年が、壮絶なサバイバルを経て自身のファミリーを形成する姿を活写する!
メガホンを取るのは、『リード・マイ・リップス』『真夜中のピアニスト』などで知られ、フランスを代表する監督の一人、ジャック・オーディアール。主演は、本作で本格的に俳優デビューを飾り、セザール賞初となる主演男優賞と新人賞のダブル受賞という栄誉をつかんだ新星タハール・ラヒム。

【内容】
傷害罪によって禁固6年の刑を受け、刑務所へと収監された無学で孤独なアラブ系青年のマリク(タハール・ラヒム)。そこで彼は、所内を牛耳るコルシカ・マフィアのボスであるセザール(ニエル・アレストリュプ)から殺人の指令を下される。圧倒的権力を誇る上に冷酷非情な彼に逆らえず、殺人に手を染めるマリク。それを機にセザールたちの手下として動きながら、読み書きや生きるすべを学んでいく。徐々に所内で独自のコネクションを築き上げていく彼は、ある秘めた計画を進行させていく。

宗教色のある作品で、特に、刑務所内で対立しているグループ(人種)などに色濃く出ている。俺が宗教には疎い為、途中理解できない(違和感のある)シーンもちらほらあった。ただ、雰囲気から、フランス内での人種差別や人権問題への提起をしている様に感じられた。
観ている間は別につまらなくはないんだけど、後味に何も残らなかった。数日後には忘れてしまいそうな作品。
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