字幕鑑賞。
2021年92本目。
寿命僅かな男たち2人のロードムービー。
前半はコメディ要素強め。
終盤にかけては最初のコミカルで明るいテイストとって変わって物悲しい死生観を描く。
ラストの酒を飲みながら遠くの海を眺めるカットが最高にクール。
この映画凄く良いなぁと思ったが主要キャラ以外に死んだ人物がいなかったこと。
ギャングや警察に追われ時に銃撃を伴う場面がありましたが、自分が見た限り脇役や名もなきキャラの死んだキャラはいなかったです。(違ってたらすいません💦
あくまでも“死“を描くのは、余命僅かな主役2人でアクション映画などでよく描かれがちな使い捨てのように軽々しく命を扱っていないのが、とても素晴らしいなと思いました。
“死“は早からず遅からず誰しも平等に訪れるもの。
天国の扉が開かれるまで、思いっきり突っ走っていこう。
そんな思いにさせてくれる作品でした。
未鑑賞の方はぜひ!