クジラックス

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのクジラックスのレビュー・感想・評価

5.0
人生で唯一観たドイツ映画です。そして傑作。
余命いくばくもない病院で出会った男2人がギャングの車を奪って死ぬ前に海を見にいくという話。

死期の迫る男二人の友情ってのがいいですね。恋愛じゃなくて男二人ってところが。途中道中で色々やらかしてギャングからも警察からも追われて酷いもんだけど、妙にコメディっぽくて死ぬ前の話なのに楽しかったです。

感動も大袈裟じゃなくてじわっとくる感じ。銃撃戦があっても一人も死なないって幸せですねぇ。映像も音楽もかっこよかったです。約90分て短さも良かったのかも。心から見てよかったと思える作品!

拙作「ろりともだち」にも多少影響を与えたかも?

余談。
日本では「ヘブンズドア」ってタイトルでTOKIOの長瀬と少女(名前忘れた)の組み合わせでリメイクされたんだとか。