なんともまたのんびりとした緊迫感の無い怪獣モノですね。
俳優陣たちの宇宙船内の芝居のノリとテンポがまるで熱海旅行にでも行くかの感じで(笑)、低予算だったのは分かるんですが、月ステーションの描写なんて近所の公民館みたいなセットで、これは当時としてもどう受け止められたんですかね?
松竹としても例の【大怪獣のあとしまつ】までのあいだは怪獣映画はこれくらいだったらしいから失敗作扱いだったのは想像するけど。
まァ肝心のギララの造形にしても…逆にゴジラシリーズやTVのウルトラシリーズの怪獣たちが如何に優れているか思い知らされたとゆうか。
まァでもこれはこれで日本の怪獣映画史の歴史ですから、とりあえず観ておいて話のネタにはなるかな?