このレビューはネタバレを含みます
御洒落に撮ろうと肩の力が入りまくってるのが若干気になったが、それだけ当時のソダーバーグは崖っぷちだったのだろうか。果たして気合いを入れまくった御洒落さがウケ、見事にヒットメーカーとしての足掛かりとなった作品。ジョージ・クルーニーとも出会えたし。
脱獄した銀行強盗とFBI捜査官がお互い一目惚れするという展開にリアリティもへったくれもないのはご愛嬌。演出は肩の力が入っているが、ストーリー自体は肩の力を抜いて楽しむ類のもの。いくらなんでもJLo、ピンポイントでクルーニーの居場所割り出し過ぎ笑。
そうそう、ジョージ・クルーニーは凄くイケメンだがJLoのビジュアルが絶好調過ぎて釣り合いが取れていないのも面白い。クルーニーは何も悪くなく、当時のJLoと並び立つ俳優いないだろというお話。あと、敵役のドン・チードルが怖さとマヌケさを兼ね備えていて上手い。
「オーシャンズ」シリーズで恒例となるカメオ出演は本作でもある。デカデカと「FBI」とプリントされたTシャツで登場するFBI捜査官のマイケル・キートンが面白かった笑。