shen1oong

ラスベガス万才のshen1oongのレビュー・感想・評価

ラスベガス万才(1963年製作の映画)
3.4
映画「エルビス」を見てエルビス映画を見てみようと思い、ホイチョイの人がお勧めしていた(というか、ほぼこれ以外はあんまり見る価値がない)ので本作を見るが、ほぼアンマーグレットの映画だった

役者エルビスは不遇だったと言われるが、本人の希望通りジェームスディーンのような悩める若者をかれが演じられたかというと疑問の残るところがあり、これに関してはなるべく歌うシーンを入れてエルビスの自然な振る舞いをフィルムに収めた方がいい、というハーパー大佐の判断はベストだったと思う

しかしそれにしても話としてはあまりにも行き当たりばったりで、1964年にしてもそーとーにアナクロだったと思う。3年後にはイージーライダーも卒業も公開されてニューシネマの時代になる中、ここら辺の映画は相当にもうええよ、という感じだったのだろう。デビュー当時誰よりも先進的でヤバい存在だった男が十年足らずでそうなってしまうということの時代の速さを感じ
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