aaaakiko

ショー・ミー・ラヴのaaaakikoのレビュー・感想・評価

ショー・ミー・ラヴ(1998年製作の映画)
3.7
Melko様のレビューを読ませていただいてから、ずっと見たいと思っていたこの作品、やっと見られました。すてきな作品をご紹介いただき、Melko様ありがとうございました!
スウェーデンの百合映画。しかも90年代の!
女の子同士の恋愛なんだけど、この時代に14歳で自覚するのがまずすごい。つらかっただろうな!どうしようもなくて傷つけちゃう感じとか、好きだけど憎いとか、男女のそれと同じなんだけど。
あとは百合どうこういうより、クラスメイト(キツい女どもやったわw)との関係とか、誰も自分をわかってくれない!こんな田舎いつか絶対出て行きたい!なんか毎日イライラしたり焦ってた14歳の感じが懐かしかったです。
「25年先に幸せになってもしかたないわ」確かにね。



ま、だけどさ

ネタバレです

↓↓↓






車いすの子がね。
あんたダサいから一緒にいたくないなんて言われたら、一生引きずるよ!
なんてかわいそうに思ってしまったけど、でもあの子も性格悪くてさ、で、それがなんか昔のわたし見てるみたいできつかった!わたしもダサくて性格悪かった!いや今もダサくて性格悪いけどさ(笑)
この映画見てると、あー、これ昔のわたしみたい、ってのがいろいろ出てきて身につまされるんですよね。

だけどよく考えれば、車いすの子にそんなこと言うんじゃありませんとか親も言わなかったし、車いすだからかわいそうだから仲良くしようとか、誰も言わない、それがほんとの平等ってやつかも。
でも車いすの子のおかげで、エレンのこと好きだって本人に伝わったわけだし、結局あの子がキューピッドでした!
エレンのお姉ちゃんが、最後ヨハンを慰めるとこも好きでした。
Melko様ありがとうございました。この作品を見られて良かったです。
aaaakiko

aaaakiko