ショー・ミー・ラヴの作品情報・感想・評価

「ショー・ミー・ラヴ」に投稿された感想・評価

Melko

Melkoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「女は機械のこととかに疎い。化粧や服、着飾ることばかり」
「ヨハン、あんたの意見は?」

「25年先なんてどうでもいい。わたしは今幸せになりたい。」

「どうする?」
「ドアを開けて出ていくの。堂々と。」

うあぁあ〜。
なるほど、これは、、見事だわ…!!
スウェーデン発の百合物語。
ただとてつもなくビター。

仲間内で酒飲んでイキがる、頭痛薬飲んでハイになろうとする、小説、グランジ、リスカ、色恋、同性愛。

ただでさえ、田舎町、おまけに中学校という狭すぎる人間関係。

LGBTQのうち、レズビアンというかどちらかというとQueerなのでは?と感じたアグネス。学校では友達が1人もいない。物静かで頭がいいけど時々感情に任せて人殴っちゃったりする。何やっても空回り、色々こじらせまくり。ビアンであることがバレて、学校ではハード目のイジリに合う(世の中ではそれをイジメという)。小説家になるのが夢。
そんなアグネスが恋する、派手な女の子エリン。退屈な田舎町を早く出て行きたい。田舎町で、若くで結婚して子供産んで年取るなんて嫌。見た目が派手で言動が粗暴なため、まだバージンなのに「あいつは男なら誰でも構わない」と、あらぬ噂を流される。モデルか心理学者になるのが夢。そんなエリンは最初アグネスをからかいキスするが、アグネスに惹かれていく。自分がレズなんて。人と違うことは刺激的。面白い。
でも周りからは馬鹿にされる。今まで通りではいられなくなる。だからアグネスを避けまくるんだけど気になる。彼女もまたQueer。

アグネスの性格と挙動が学生時代の自分に被ってしまってめちゃくちゃ居た堪れなかったし、見ててすごく辛かった。
エリンに心を開いたのに、そのエリンに突き放され、ズタズタになる心。ただでさえ友達ゼロなのに、見知らぬ同級生からイジられ、ロッカーには女の裸の写真。
アグネスがかわいそうすぎて、自分の保身のために好きでもない男と付き合って処女をあげちゃうおバカなエリンにとてもイライラしてしまったけど、何かと移り気な彼女が、ある事柄に対して一貫してちゃんと自分の意見を持っていたことにはホッとした。それは、「女性であること」
女だから〇〇できないとか、〇〇が苦手とか、そんなこと言うな、と。何がわかるんだ、と。
そうだね、それは確かにそうだね、と。
嫌いじゃないからっていう理由で、女を馬鹿にしてカッコつけてばかりのアホ彼氏と付き合い続ける姉よりも、幾分かマシだと思うよ。
「みんなと同じは嫌、普通は嫌」としきりに言ってたエリンが、意識しあうアグネスを周りの目を気にして避けまくることで、周りのその他大勢と同じになってるのがなんとも皮肉。

痛々しさと幾度ものすれ違いの果てに。
エリンに裏切られてばかりで空虚なアグネスに、QueerからLesbianだと自覚したエリンが学校のトイレで話があると。お互い好き同士だと認識できた彼女たちに、「エリンがトイレに男を連れ込んでる」と同級生たちが囃し立てドアを叩く。
どうする??
答えは。
「私の新しい彼女よ」
笑顔で手を繋いで出ていく2人。欲を言うなら、このシーンで思い切りカッコよく終わっても良かったのでは、と思ったけど、ちゃんと最初のエリンのシーンと繋がってたから、まぁ、いいか。予想外に子どもらしくて微笑ましいラストシーン。

ビアンは気性が激しくすぐ別れるという噂を聞く。アグネスとエリンには、どうか、お互いの夢を応援し合ういい関係でずっといてほしいと願う。

クールなお顔立ちなのに泣いてばかり、ほとんど笑わず苦悩してばかりのアグネスが愛おしい。
お胸がブリンブリンだけど、そこはかとなくお顔に品のないエリンもダサかわいい。
この作品は、主役2人の表情の機微を楽しむべし。特にアグネスの諦めや怒り、苦悩の表情は凄まじい。

アグネスに邪険にされたからといって、同じように邪険に仕返した車椅子のあの子。
それでは人生楽しくないし、いい未来は待ってない。アグネスを引き合いにだして人の気を惹こうとするも、誰も相手にしてくれない。

買ってもいない宝くじの抽選番組を、ぼーっと眺める人生は、嫌だ。
Mypage

Mypageの感想・評価

4.0
高校生の頃って本当に話すことなかったな
エリンの雄叫びサイコー

この映画がタイタニックよりヒットするスウェーデン、さすが
邹启文

邹启文の感想・評価

4.3
脚本、演出、キャスティング全てがガンギマリ。
青春映画のほぼ最高傑作きたのでは
PARLIAMENT

PARLIAMENTの感想・評価

5.0
青春映画の最高傑作

人生一度きり、誰に何思われようが自分の気持ちに正直になればいいよね!

このレビューはネタバレを含みます

スウェーデン田舎町オーモルに住む少女、友達のいない暗いアグネスと人気者の明るいエリンが惹かれ合うようになる話。
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!北欧美少女百合だあぁぁぁぁぁぁ!!!!俺はずっとこういうのを探していたんだよ。話こそシンプルだけど変に捻らないでストレートに二人の少女の関係を描いてくれていた。設定からしてベタベタなんだけどもはや逆に新鮮だわ。エリンの抱える苛立ちは凄くわかる。このティーンエイジャーめ。文字通り新しい扉を二人で開いた二人にスッキリしたなー。最後のココアのシーンも微笑ましい。10代少女の喜怒哀楽がギュッと詰まった青春映画。こういうのでいいんだよ。
sonozy

sonozyの感想・評価

3.5
スウェーデンの小さな田舎町オモール(Åmål)の同じ学校に通う、レズビアンに目覚めた2人の少女の物語。

優しい両親と弟と暮らす16歳になるアグネス(ジャケ写左)は、部屋でパソコンに「エリンは私に恋をする/私はエリンを愛してる!」と打ち込んでる。
おとなしいタイプで学校では嫌がらせを受けたりも。

一方、父は不在で母と姉イェシカ(16歳)と暮らすエリン(14歳/ジャケ写右)は姉にココアを飲まれたと大喧嘩。キャミソールで谷間チラつかせてるヤンキーテイストの女子。
原題『Fucking Åmål(クソ田舎町オモール)』のダサさに苛立ってる。

アグネスは乗り気じゃないが、両親に誕生会で家に友達を呼びなさいと言われ何人か誘う。
当日、車椅子に乗る女子一人が来て香水のプレゼントも貰うが、そもそも友達も少なくやりたくもなかった誕生会に苛立つアグネスは彼女に罵声を浴びせ追い返してしまう。
その後、エリンとイェシカがやって来て、アグネスがトイレにいる間、アグネスの部屋に閉じこもりワインを愉しむ。
イェシカにアグネスはレズよと言われ、エリンはじゃ私もレズになるわとアグネスを部屋に呼び入れ突然キスしちゃう。

エリンLoveだったアグネスだが唐突な事で呆然となり、エリンも勢いでしてしまった事を後悔して出て行き、姉の仲間が集まるパーティーに向かいワインをガブ飲み。
エリンを狙うヨハン(17歳)が介抱しつつ告白するがその気のないエリンは再びアグネスの家に向かう。その頃、部屋に籠もるアグネスは・・・

スウェーデンは14歳や16歳で酒(ワイン)飲み散らかしちゃってOKなのか?など諸々心配になる要素ありますが(笑;)、危ういレズビアンな感情に揺れる2人、ラストはハッピーエンディング。

(余談)日本でも2003年頃人気だったロシアのポップデュオ「t.A.T.u.(タトゥー)」は本作にインスパイアされて誕生したとか。
サトコ

サトコの感想・評価

4.0
女の子同士の恋愛もの。

性別がどうとかではなく、相手を想う気持ちを自然に演じていて、良かった。
スェーデン映画面白いです。

画質が悪いのは味なのかしら。
えー最高すぎて泣いたほんとに98年の映画?エリンもアグネスもスーパークールだ…ヨハンのまぬけな感じも良い。ハーなんてさわやかなんだ、さわやかさ2億点の映画だ
MikuOshika

MikuOshikaの感想・評価

4.0
めちゃくちゃ可愛い。
同性愛のアグネスと
ストレートのエリン
2人の愛が実るまでの物語。
賭けでわざとキスをしたつもりが
どんどんアグネスに想いを寄せるエリンの
可愛さがたまらない
ずっとエリンに一途に恋をして
愛しているのに憎らしい
そんなアグネスの可愛さもたまらない
今幸せじゃないと意味がないっていう
気持ちすっごくわかる。
ティーンエイジャーのモヤモヤとした
あの感覚。戻りたい!
ラストの手を繋いで歩くシーン
すっっごく大好き!
春紫苑

春紫苑の感想・評価

3.0
むかーし観たんだけど、2ガールズやGO!GO!チアーズと記憶がごっちゃになっている…
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