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私の中のあなたのmakirakiraのレビュー・感想・評価

私の中のあなた(2009年製作の映画)
3.8
なぜ日曜の夜中にこの映画を選んでしまったのか…
せっかく今日は人生初のフェイシャルエステを受けてスッキリツルツル小顔♪になったのに…

100%腫れぼったい目で出勤です!
(ε-ε)ほぼ泣きながら観てました。最後は堰を切ったように号泣…。これはアカーン!

切ないよ~。やりきれないよ~。

ドナーチャイルド。
癌の姉ケイトに、生まれた時から自分の「からだ」を与え続ける妹アナ。
腎臓移植が必要となった時、アナは弁護士を雇い、移植拒否の訴えを両親に対して起こす。(アレックボールドウィンの弁護士役、好演でした!)

そこから各々の登場人物の回想シーンと現在をいったりきたり描く。

悲しいけど観やすい作品。要所要所で流れる歌も素敵。

最初はアナに肩入れしてしまい、母役のキャメロン・ディアスが憎たらしかった。
でも話が進むにつれ、ケイト本人がやっぱり可哀想だし、お兄ちゃんも辛い思いしているし、お父さんも家族の間で板挟みだし、と全ての人の苦労や辛さや悲しみが私の中に入ってきて本当に苦しかった…

受け入れるケイト、受け入れない母。
ケイトは強くならざるを得ない状況だったんだな。偉いよ!

人の事を「可哀想」って思って涙するって偽善者なのかな?って涙もろく、もらい泣きしやすい私は時々考えてしまいます。
上から目線?自分じゃなくてよかったって心の中では思ってる?そんなつもりはない、つもりなんだけど。(._.)

こういう病気の話の映画の後にはそんな罪悪感に苛まれる事があり、なんだかへこみます…。(あら、暗い。)
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