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野郎に国境はないのseapony3000のレビュー・感想・評価

野郎に国境はない(1965年製作の映画)
4.0
バーバーバーバーバー♫ってスキャットからはじまる旭の主題歌。パリ駐在のインターポール旭のフランス語イケてる。ペンタイプの望遠鏡や盗聴器にカメラ、ガムにスプレーすると固まるやつやなんかガジェットがいっぱい出てきて楽しい。郷えい治の指輪の武器(毒針?)もカッコいい。監視役の榎木さんを誘拐して「茹でる」って拷問なに?!と思ったらシャワー当てるやつだった。アンジェラさんが踊るナイトクラブではカップルの記念写真を撮る秋山庄太郎が「おふたりもっとそばに寄ってくれますか?」とかなんとか微妙な演技で一瞬出ている。パリ帰りの隣の席に座っている富士真奈美をナンパするところで終わるんだけど、「黒い賭博師」に繋がっていくような雰囲気なのもいいな。シャンデリアにぶら下がっての銃撃シーン→鈴木ヤスシと仲良く監禁脱出のシーンやセットも良い。

楊樹希(中平康)監督ショウブラザーズ版「特警零零九」もみました。セットまで忠実に再現した香港バージョン。部屋が左右逆だったか。リメイク版もいいなあ〜。鈴木ヤスシが犬キャラだったのに対して香港の鈴木ヤスシは部屋に犬の写真やぬいぐるみを飾っていたりして可愛いヤツだ。主演の俳優さん男前だったー。ほかの出演作も気になる。
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