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大地のうたのRIOのレビュー・感想・評価

大地のうた(1955年製作の映画)
4.5
インドは子供と老人に厳しい
女性が強い!生活力のあることが権限を握ってるようです
老人たちのハイテンションは迫力でした
特に台所からこっそり拝借するおばちゃん

シタールがたまんない
インドの風景とシタール
作曲家ラヴィ・シャンカルが作曲
ヒンドゥスターニー*北インド*の古典音楽のラーガを基にした楽曲をシタールで演奏しているのが叙事詩の雰囲気を感じた

蓮が1面に咲くドゥルガの水浴び
ススキの穂が受ける陽の光

風が吹いたら家全体が唸るボロボロの住まい
幼いオプーはペラペラになった服というより布を纏っている
貧しい生活が与えてる脱け出したいやりきれない思い

汽車が何かを運んでくる

得るものが無いために有るものが消えていくダメージ
生き抜いて死んでいくことを自然界に還っていくことと重ね合わせた表現は美しい

食べるのがやっとのある日 致命的なダメージを受けるオプーの家族
全ての力を失って寄り添う家族の繋がりが誰からも奪われないものとして印象に残りました
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