ターンAガンダム劇場版2部作の後編です。端折りすぎて初見の人には理解できない内容となっており、総集編としての出来はいいとはいえません。前半の『地球光』との繋がりも悪く、話が欠落しています。ガンダムの総集編劇場版はハズレが多いです。
月光蝶システムとは、ナノマシーンの大量放出により物質を分解する恐るべき兵器です。本来黒歴史として永遠に葬り去られるべきものですが、人類は再び過ちをおかしてしまうのか、どうなのか。本作はそんな話です。
駆け足な作品でしたが、戦後のエピローグは印象的です。「月の繭」が流れ、平和な気持ちになりました。あのキスシーンは意味深です。