ヴぇる

激突!のヴぇるのレビュー・感想・評価

激突!(1971年製作の映画)
3.0
巨匠の初監督作品でありサイコサスペンスだ。

だが私には非常に退屈だった。吹き替え版で視聴したことがまずかったのか、前半は緊迫感はなく、同じようなシーンの連続ですぐに飽きてしまった。

ハッキリ言って何故そこまで評価されているのかは謎で、スピルバーグだからという理由のみで評価されているのではないかと邪推してしまう程だ。10秒で終わる話を尺稼ぎのためサスペンス風に仕上げただけだ。それも緊張感は最後まで特にない。不必要なシーンが多い。

後半は展開や抑揚、画角が際立つためさすがに退屈はしなかったが、ラジエーターの下りは誰でも予想がつくため無駄な時間だと感じた。

総評としていくら巨匠といえど、最初から名作、傑作は生み出せないのだと感じる作品となった。
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