happacutter

早春のhappacutterのレビュー・感想・評価

早春(1970年製作の映画)
4.0
無秩序(主人公は善悪も誠実さも持ってない)の中に愛のない性は存在しないが確かに愛は存在する話だった。無秩序とプールに浮かぶ物体がリンクしているんじゃないか。死んだらプールの底に沈んで微動だにしない。だから秩序も無秩序もない無。おれらは愛という秩序しかなければ人殺しになるのか?死が秩序を伴わなければ屍すら愛せるのか?もうこの手の映画飽きてきたけどなんだかんだあの手この手で新鮮に見せてくれてありがたい。作為の運命論って呼んでる。
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