わだげんた

早春のわだげんたのレビュー・感想・評価

早春(1970年製作の映画)
2.8
どどどど童貞ちゃうわ!!!

イエジー・スコリモウスキ監督作、初めて観ました。ポスタービジュアルがかっこよくて、そこから興味を持って劇場へ。
上映館が少ないこともあってほぼ満席でした。

約50年前の作品で、今ならそれすぐ捕まるよ、という行為も堂々と描かれていて、少年の気持ちが凄くストレートに伝わってくる。

デジタルリマスターで再上映されるだけあって、画面はカラフルでポップ。
多分、当時の上映よりも良好な状態なんじゃないかな。

かっこいいオープニングから始まり、プールの場面へと代わる。主な舞台となるプール。そこはプール以外にも個室風呂があって、入浴にくる客に従業員は様々なサービスをする。

もちろん性的なやつも。

主人公の少年はその辺よくわからずに就職したらしく、最初はびっくり。

同僚の美女は淡々と業務をこなす。

その美女に童貞であることを見抜かれた少年。ちょっとからかわれたりするが、その時に少年は美女に惚れてしまう。

やがてわかる美女の秘密。

その秘密は少年を狂わすには充分なことだった。。。

ラストの赤。
ここはデジタルリマスターが利いてる。美しく残酷な赤。

ラスト、5分。美しかった。
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