アメリカを離れ、仲間と共にタンクローリー強盗をして荒稼ぎするドミニク(ヴィン・ディーゼル)だったが、ドミニクに対する追っ手が激しくなり、仲間から離れてしまう。一方、FBIに復帰したブライアン(ポール・ウォーカー)は麻薬組織を追っており、その組織が運び屋を探していることを知り、勝者を採用するレースに参加する。そのレースにはドミニクの姿があった。
ストーリー展開はテンポよく、緩急も上手くついていてラストまで快適に観ることができました。
初っ端のタンクローリー強盗のシーンから派手なアクションの連続で観る者の気持ちをがっちり掴んできます。
再び主役にドミニクが復帰したことにより、アクション映画として大きな柱がしっかりしていて、観ていて安心できました。また、ストーリーとしてアウトローな展開に持っていくにもドミニクが主人公として適任だと思います。
一方、ブライアンがFBIに復帰していたのは少し残念でした。第2作目のストーリーが好きだったので、ブライアンとローマンで暴れ回って欲しかった。まあ、ドミニクとの2トップのストーリー上、FBIとして絡ませた方が面白いという判断だと思うので仕方ないです。
最初のブライアンと犯罪者の追いかけっこがパルクールっぽくてとても良かったです。
後半の広い荒野をドミニクとブライアンの車が砂煙を上げながら疾走し、そのまま狭いトンネルでのカーチェイスに流れ込む展開は痺れました。まさに死闘という感じでした。
とても面白かったと思います。このラストだと次回作観ないわけにはいかないですね(笑)