Kitty

WXIII 機動警察パトレイバーのKittyのネタバレレビュー・内容・結末

WXIII 機動警察パトレイバー(2001年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作「廃棄物13号」は未読
パトレイバーとしては異色も異色。イングラムも特車2課もほぼ出番無し。
スケールのでかい刑事ドラマwithパトレイバーってな印象。レイバーのある都市、政治的な側面がテーマの一端であった作風から、人間に焦点が絞られた感じ。ただ、設定や世界観はしっかりとパトレイバーなので、新たな視点での物語としてあの世界の奥行きを感じられた。
煙草と音楽が印象的。煙草は破滅の象徴?ピアノソナタ8番「悲愴」がかかるクライマックス、選曲素晴らしいと思う。
キャラの目線とか動きの細やかさも素晴らしい。
ストーリー、人物描写や設定もきめ細かく決められているのが見えるほど丁寧な作り。
パトレイバーの設定、世界観を踏襲したスピンオフ作品としても、1つのアニメ映画としても高い完成度。
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