サミィ

ナイル殺人事件のサミィのネタバレレビュー・内容・結末

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

NHK プロフェッショナル より 青山剛昌 の回から(ほとんど興味のなかった)ミステリーが何故か気になっており、偶然にもテレビでミステリー映画が放送されると知り、視聴

普段観ないぶん、謎解きも なるへそ と思うし、各乗客のアリバイ崩しの観せ方も 全員ぶんやるのか(同じシーンを違う人で何度もやるのか)!と新鮮な方法だと感心しました。

やはり古い映画だから昨今の様に緊張を煽るだけ煽る撮り方ではない(むしろのんびり)し、観せ方で勝負という作品ではなく、ミステリーとして果たしてこれで合っているのか?と思わないワケにはいきませんでしたが、何故か良い作品でした。その理由は“愛” がある作品だからだとラストのセリフ でわかりました。最後の死んだカップルについての愛などではなく(あれは劇的に陳腐)、作品についての愛?そこら辺がまだはっきりわかることが出来ていないのがわたしの観る力の至らなさなのですが…何故か良いと感じる映画でした。

それとマギー・スミスが良い、本当に上手い!!!良い女優さんを失いました、お疲れ様でした。
(逆に主役のおっさんは最初出て来た時、端役の人だと思ってました。笑 んでストーリーが進んで漸くわかりました。え、これがポアロ?って…笑)
サミィ

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