『偽れる盛装』(1951)は昨年2月に観ていたのだが、洗練は感じつつ、やはり基本的に製作年が古いと好かない傾向あり、点数もさほどつけなかった。その点、64年の今作、51年版の記憶薄いながらも、脚本はほぼ踏襲のように思うが、全くもって、圧倒的に好み!東映でこれほどのものもあまりなく、その点もありがたい
カラーで、64年の京都の市街地ロケ充実
画作り、全般、すばらしい
なんと、音楽が池野成で、完全に不穏な大映テイストのそれになっており、最高なもの
改めて、京都弁の美味しいところをこれでもかと余さず盛り込みきった脚本だったのだなと
何と言っても、西村晃、山茶花究が居て、ハマってるのがポイント大!
大好きな岩崎さんが出ていたはずなのに何故かうっかり気付かなかった
つい数日前に亡くなった江原氏がタイムリーに出ていたので、改めて注目していた