PhilMarks

猿の惑星のPhilMarksのネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星(1968年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

開始5~10分の宇宙船のシーンを見ていると「その冬眠の方法だと床ずれがきついだろ」「起きて直ぐに動けないだろ」「光速で移動できるのに着水できないのかよ」「知らない星のよく分からない海に生身で飛び込むのかよ」等のツッコミをしてしまい、320光年?離れた星という設定だがまるで地球で撮っていることを前提としているような杜撰さを感じられて興ざめしてしまった。(今思うとこれも伏線か…?)
なのでこちら側も適当に構えて見ることにしたのだが、そうすると面白く感じられたため何事も斜に構えて見るのは良くないなと思った。

映し方や音楽は時代の古さを考慮してもあまり好きになれなかったし、人間と猿が入れ替わっただけの構造も別に複雑ではなかった。しかもオチは結構早い段階から予測できたし。

だからと言って「人間は動物が喋れないのをいいことにひどいことをしていませんか…?」的なメッセージだけではないとも思った。でも猿たちが、科学の進歩を求めた人間と逆の対応(巻物を信奉する、洞窟を爆破するなど)をしていたのも結局は人間に対する警告なのか…?


まあいいや。甥のルシアスの歩き方が可愛い。
PhilMarks

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