パク・チャヌク監督！
そしてイ・ビョンホンとソン・ガンホ！最近だとこの二人は『非常宣言』でも共演してたけど、本作は『非常宣言』よりも二人が直接的に関わってるから見応えあった。
韓国軍と北朝鮮軍の兵士が共同で警備にあたるJASにおいて、ふとしたきっかけから絶対に許されざる友情を育む事になった南北の兵士たちの交流と葛藤を描いた物語。
イ・ビョンホン演じる韓国軍兵士のイ・スヒョク
ソン・ガンホ演じる北朝鮮軍のオ・ギョンピル
最近はパク・チャヌク監督の『別れる決心』を見て、演出とかカットの繋ぎ方とかカメラワークとか大好きになったんだけど、監督としてのデビュー作である本作から、パク・チャヌク監督らしさが全開で作品に惹き込まれた。
やっぱりパク・チャヌク監督の演出って大好き。
敵同士で仲良くなってしまうという、ある意味「禁断の恋」的な要素が強い本作では、お互いにやってはいけないことだと知っていながらも仲良くなっていく交流と葛藤がパク・チャヌク監督によって見事に描かれていた。
ラストシーンもさすがの演出。
